「彩り」と「リアル」を組み合わせて「イロドリアル」。ツイッターでそれぞれ注目を集めた色鉛筆画家4人が結成したユニットの名前です。まだ全員の顔合わせも済んでいませんが、17日には書籍が発売されます。
4人で結成
メンバーは以下の4人です。
・6万人以上のフォロワー数を誇る専門学校生「長靴をはいた猫」(@erumo_0384)
・リアルな猫や昆虫などを描く大学生「音海はる」(@huwahuwa1_25)
・トリックアートが得意な大学院生「みやかわ」(@miya_drawing)
・色鉛筆画教室の講師「ぼんぼん」(@bonbon20170916)
それぞれがツイッターで作品を発表して話題になり、ネットメディアやテレビなどで取り上げられた色鉛筆画家たちです。
書籍も発売
イロドリアルを結成したのは2019年。ぼんぼんさんの展示会にみやかわさんが訪れたことでした。
「色鉛筆画家だけの作品展をやってみたい」と思ったぼんぼんさんが、ツイッターでつながっていた長靴をはいた猫さん、音海はるさんにも声をかけてユニットを結成。
4人で合作したり、一緒に活動する中で得意・不得意な部分を補完し合ったり。色鉛筆画をもっと知ってもらうための普及活動にも取り組んできました。
ところが新型コロナウイルスの関係もあってイベントは軒並み中止に。そんな中で今月17日、書籍「イロドリアルの超リアルな色鉛筆画」(ソーテック社)が発売されます。
動物系から料理系、トリックアート系まで計16作品を掲載。完成画とメイキングを800枚以上の写真を使ってビジュアル解説しています。
初級編、中級編、上級編と分けられていて、メンバーそれぞれが4作品ずつを担当しました。
「リアルイベントは厳しい時期ですが、書籍は色鉛筆画をやっている人も、これからやってみたい人も、どちらも楽しんでいただけると思います。これからも色鉛筆画のすばらしさやおもしろさを伝えていけたらと思います」
発売に合わせて、京都と大阪で原画展などを開催するそうです。(若松真平)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル