実家が倒壊、安否が分からぬ母と兄 119番しても来られない救助隊

 能登半島の先端にある石川県珠洲市の船本悦司さん(68)は、近くの実家で暮らす90代の母と70代の兄の安否が分からないままだ。

 1日夕方の大きな揺れの後、2人の携帯電話を繰り返し鳴らした。どちらも反応がない。不安が募り、駆けつけた。

 木造2階建ての実家は倒壊し、1階部分が完全に見えなくなっていた。2階も屋根瓦に押しつぶされ、窓がわずかに見えるだけだった。

 がれきの隙間から2人の名前を呼んだ。反応はない。

 「2人とも下敷きになっているかも」

 慌てて119番通報したが…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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