富山市で技能実習生のベトナム人男性が殺害された事件で、最高裁第2小法廷(菅野博之裁判長)は、殺人容疑で再逮捕された同国籍の実習生ゴ・コン・ミン被告(20)=死体遺棄罪で起訴=の勾留を認めなかったことを不服とした検察側の特別抗告を棄却する決定をした。8日付。違法捜査を理由に勾留を認めなかった富山地裁決定が確定した。 殺人容疑での勾留が認められないのは異例。今後、同容疑の捜査は任意となり、取り調べの際は被告の同意が必要となる。一方、死体遺棄罪での起訴後の勾留を取り消すよう求めた弁護側の特別抗告も第2小法廷が8日付で棄却したため、被告は引き続き勾留される。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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