新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が、今月末まで延長される。先行きが見えない休業・時短営業、幼子を抱えながらの在宅勤務――。不安と負担は、もう1カ月続くのか。逼迫(ひっぱく)する医療現場は延長に理解を示すが、「解除の目安を」との声が上がる。
東京都では確認された感染者が4500人を超え、全国の3割を占める。
飲み屋が軒を連ねる新橋では緊急事態宣言が出た4月上旬以降、多くの店がシャッターを下ろしたままだ。営業を続ける居酒屋「野焼」には4日夕、4組の客がいた。普段の祝日に比べ、半分ほどの客数という。いったん休業した後、営業時間を短縮して4月27日から再開した。5月中に一定の売り上げに達しなければまた休業する。店長の藤澤かおりさん(33)は、緊急事態宣言の延長について「しょうがないことですけど、生活もある。追加の支援がなくこの状態が続くと、厳しいですね」とこぼす。
1932年創業のおでん屋「新…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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