緊急事態宣言が解除されて初めての週末となった2日、京都・嵐山は家族連れやカップルでにぎわった。大阪府堺市から訪れた女性(61)は、渡月橋付近でボートに乗り「天気もよく、気持ちよかった。京都の中心地は人が多いので、少し離れた場所をゆっくり回りたい」と話した。
ボートのレンタルなどを手がける嵐山通船の小島義伸社長(60)は、この日の人出について「思ったより少ない」としつつ、「11月半ばには紅葉が見ごろになる。ワクチンを接種した人は観光に来てほしい」と今後に期待を寄せた。
大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)では1日あたりの入園者数を5千人から段階的に緩和し、1万人に引き上げる方針だ。
大阪市の秋本陽彦さん(56)はコロナ禍で昨秋中止となったハロウィーンイベントを楽しみに妻と訪れた。認証を受けた施設内の店では酒類の提供も再開。「暑いからビールもおいしいと思う」と顔をほころばせた。京都府の女性(44)は「少しずつ日常が戻ってうれしい」と話した。(高木智也、松浦祥子)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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