宮城、福島で震度5弱 津波の心配なし

 4日午後7時23分ごろ、福島県沖を震源とする地震があった。気象庁によると、宮城県石巻市と同県亘理町、福島県双葉町で震度5弱の揺れを観測した。震源の深さは約45キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は6・4と推定される。津波の心配はないという。

 JR東日本によると、東北新幹線では地震の影響による停電があり、一時運転を見合わせた。古川―一ノ関は点検のため再び運転を見合わせたが、午後9時過ぎに運転を再開した。山形新幹線は午後8時20分現在、福島―米沢の上下線で運転を見合わせているほか、上下線に遅れが出ている。

 地震を受け、東京電力は福島第一原発と福島第二原発をパトロールしているが、午後7時40分現在、設備に異常はなく周辺の空間放射線量にも変化はないという。東北電力によると、宮城県の女川原発では、外部電源が確保されているなど地震による異常はみられないという。

 震度4を観測したのは仙台市青葉区、宮城野区、宮城県名取市、福島市、福島県郡山市、いわき市、茨城県常陸太田市、栃木県大田原市など。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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