宮城の「にゃん議員総選挙」も議席確定 猫の「ぎんちゃん」が初当選

三井新

 「にくきゅうぷにぷに党」か、それとも「おひるねだいすき党」か――。3匹の猫から「推し」1匹を選ぶ「にゃん議員総選挙」の結果が9日に発表され、「にくきゅうは正義だニャ」と訴えたにくきゅうぷにぷに党の「ぎんちゃん」が1910票を獲得し、大差をつけて初当選を果たした。

 参院選のさなか、宮城県選挙管理委員会が若い世代の投票率アップを期待して企画。「人間がネコをなで過ぎ問題」など三つの課題が争点で、投票は公示後の6月25日~今月3日に仙台駅前の複合ビル(仙台市青葉区)やウェブで実施した。

 次点は「おひるねは世界を平和にするニャ」としたおひるねだいすき党の「みーちゃん」で921票。「おさかなぱくぱく党」の「やんちゃん」は、「宮城のネコならやっぱり魚だニャ」と訴えたが、490票と水をあけられた。投票総数は3327票で白票など無効票も6票あった。

 選挙スタッフは「気軽に投票を楽しんでいただけたのでは」と満足げ。「みーちゃん」に投票したという亘理町の大学2年、川辺かのんさん(19)はパートナーの大学3年天間葵威さん(21)=仙台市青葉区=と一緒に気になっていた結果を見に来た。「最初はネコが議員になっていてびっくりした。ぎんちゃんが今後どう活躍するのか気になります」と話した。(三井新)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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