編集委員・副島英樹
2019年6月から大改修工事に入っていた世界遺産・厳島神社(広島県廿日市市宮島町)の大鳥居が、新たな装いでよみがえった。全体を覆っていた工事の足場や防護ネットの撤去が終わり、大鳥居までの海上の工事用通路(長さ約100メートル)を残すだけとなった。
厳島神社はこの通路を活用し、11月1~27日の午前9時から正午までの受け付けで、一般参拝客が大鳥居を間近で見学できるようにする。大鳥居の真下など普段はあまり目にできない角度から、修理箇所の詳細や、「嚴嶋神社」「伊都岐島神社」と書かれた2枚の扁額(へんがく)を見ることができる。
12月には全工事が完了
厳島神社によると、宮島の象…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル