30日は土用の丑(うし)の日。宮崎県産ウナギの認知度を高めようと、業界団体が28日、河野俊嗣知事にウナギのかば焼きを贈呈した。県は今月いっぱい、東京都内で5月にブランド化したばかりの「宮崎うなぎ」のキャンペーンを行い、後押しする。
県産の養殖ウナギ生産量は昨年は鹿児島県の7858トン、愛知県の4205トンに次ぐ3位の3574トン。ここ数年はトップ3を維持し、「うなぎパイ」で有名な4位の静岡県の2365トンを上回る。
ただ、全国的には「九州産」でくくられ、トップの鹿児島の陰に隠れるのが業界の長年の悩みだった。そこで県や県漁連などに要望し、「宮崎うなぎ」として県水産物ブランド品の認証を受けた。
「宮崎うなぎ」は宮崎方式と呼ばれる飼育方法をとる。毎年池の水を抜き、天日干しをして消毒するなど衛生的な池で、病気を防ぐ薬を使わずに体重200グラム以上に成長したニホンウナギに限るという。
うな重を試食した河野知事は…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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