名古屋市内のホテルで交際相手の女性の髪の毛を引っ張ったとして暴行容疑で愛知県警に逮捕されたハンドボール元日本代表選手の宮崎大輔さん(39)が3日、釈放された。検察側が勾留請求しなかった。県警は今後、在宅で調べる。
3日夜、黒いスーツで中署を出た宮崎さんは報道陣に「世間を騒がせてしまい、大変申し訳ありません」「今後、このようなことがないよう反省します」と15秒ほど頭を下げ、車に乗り込んだ。報道陣の問いかけには答えなかった。
捜査関係者らによると、宮崎さんは1日夜、名古屋市内の飲食店で姉やその知人、交際相手と食事や飲酒をした。宿泊先のホテルに戻った2日未明、女性とトラブルになったという。
宮崎さんの弁護人は3日、取材に「女性は『暴力を振るわれておらず、髪の毛を引っ張られてもいない』と話している」と説明した。宮崎さんは弁護人に「女性ともみ合いにはなったが、髪の毛を引っ張った記憶はない」と容疑を否定しているという。
宮崎さんは大分市出身で、2000年世界学生選手権で最優秀選手賞を獲得。日本代表のエースとして活躍したハンドボール男子の第一人者。昨年4月には日本体育大学に3年生として再入学し、現在は4年生でハンドボール部で活動している。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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