渕沢貴子
西日本を中心に15日、南から暖かく湿った空気が流れ込み、各地で季節外れの暖かさになった。気象庁によると、午後8時50分現在、全国57地点で最高気温が12月の観測史上最高を更新し、宮崎市では25・6度と133年ぶりに夏日(最高気温が25度以上の日)を記録した。
12月の最高気温を更新したのは山梨県山中湖村(20・8度)、京都府京丹後市(22・0度)、兵庫県香美町(24・2度)、愛媛県愛南町(同)、福岡県大牟田市(23・6度)、長崎県島原市(25・2度)、宮崎県日向市(26・5度)など。
気象庁によると、日本の南側に非常に暖かい空気がたまっていて、日本海を進む前線を伴った低気圧に向かってこの暖気が流れ込み、西日本から九州にかけて気温が上昇したという。西から次第に寒気の影響を受け、16日以降は一転して寒くなるという。(渕沢貴子)
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment