宮崎県の河野(こうの)俊嗣知事は4日会見し、新型コロナウイルスのオミクロン株に関する「BA.5対策強化地域」の指定を受けたと発表した。期間は4日から今月31日まで。
宮崎県では、3日に過去最多となる3122人の新規感染者を確認。病床使用率も2日時点で過去最高の50・8%に達した。河野知事は「ピークアウトは見通せず、医療も小児科や救急では逼迫が起きている。対策強化地域にされ、『全国のなかで宮崎はきびしい状況にある』ということを県民に認識してほしい」と述べた。宮崎県の説明では、県は独自の警報「医療緊急警報」を発令しているため、熊本県や鹿児島県にように「強化地域宣言」は出していないという。(大畠正吾)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル