「闇営業」問題が発覚後、芸能活動を休止していたお笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之さん(49)が29日、動画共有サイト「YouTube」に動画を投稿した。問題について改めて謝罪したうえで「わがままだと思うが、相方の横に戻りたい」「お笑いが好き」などと語った。今後も、YouTubeを使って発信していく考えを示した。
宮迫さんは振り込め詐欺グループの宴会に参加し金銭を受け取るなどの問題が写真週刊誌「FRIDAY」の報道によって昨年発覚し、所属していた吉本興業から契約を解消された。現在テレビ出演などの活動を休止している。
宮迫さんは動画冒頭で「ご迷惑をおかけした全ての皆様、ご心配をたくさんおかけした全ての皆様にもう一度改めて謝罪させてください、本当にすいませんでした」と頭を下げた。現状については「育てて頂いた吉本興業さんとは契約を解除され、(明石家)さんまさんの個人事務所に預かって頂いている状態」と説明。「吉本さんとはご厚意で今でも話は聞いて頂いている」としつつ、「今後どうなるかは厳密には決まっていない。これからも話はさせて頂きたいと思っている」とした。
さらに、「皆さんに恩返しできることは何なのかということを考えた時に、YouTubeという場所に出会った。YouTubeの人(クリエーター)と出会い話を聞いて、表現する場所としてこの場所が僕にとっていちばん自分を出せる場所だと思ったので、YouTubeという場所を選んだ」と説明。今後について「何ができるかわかりませんが、この場所でまたみなさんに認めてもらうように、許してもらえるように、できることは何でもやる。いちから頑張ります。チャンスください。いろいろな意見を真摯(しんし)に受け止めて、この場所でがんばっていく」と語った。(黒田健朗、真野啓太)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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