これは家の中? それとも植物園?
毎回、インスタグラムにアップする写真が大きな話題になる。アカウントの主は和歌山市の会社員、浜島輝(あきら)さん(37)。「植物のある暮らし」の魅力にはまり、2016年から自宅リビングと庭から発信を続けている。
市中心部から車で20分ほど。田んぼ脇の道を抜け、閑静な住宅街に1軒の家がある。玄関前で、幾重にも広がった葉が美しい、巨大な観葉植物が出迎える。
「アテナータという植物で、地植えでここまで大きいのは珍しいと思います。自慢の一つです」
玄関には、庭で採った花や間引きした木々の葉をドライフラワーにして飾っている。リビングに入ると、あちこちからぶら下がった植物に出合う。土がなくても光と空気中の水分で育つエアプランツや、ミズゴケに生やすビカクシダなど個性豊か。天窓から降り注ぐ光と、風が循環するシーリングファンのもと、植物園に来たような非日常感を味わえるのが魅力だ。
「今は植物のない暮らしは考えられない。仕事から帰宅して、リビングに入ると、癒やされます」
インスタ始めて5日、フォロワー急増
インスタを始めてまだ5日ほ…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル