「学校のiPadを見せて」
9月末、東京都品川区の40代の会社員女性は職場から帰宅すると、公立小3年の長女に、学校から配布されている情報端末を渡すよう言った。
女性の会社は在宅勤務が中心で、出勤は久しぶり。不在中にどう使ったのか確認するためだった。
長女はすぐには端末を出さず、「1時間半ぐらい使っちゃった」と言った。女性が重ねて出すように言うと、泣き出した。
手渡された端末に、4時間近く使った記録が残っていた。
政府の「GIGAスクール構想」で小中学生に配られた情報端末をめぐり、親たちが家庭での使用方法に頭を悩ませています。どう向き合えばいいのでしょうか。記事の後半では、子ども自らが家庭での使用のルールについて考える取り組みも紹介します。
「みんな見てる」 泣きながら反論する長女
長女は、端末を使って宿題を…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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