家にあるもので常に作りたい 厚揚げのボリュームおかず

記事の後半で、作り方のポイントを動画でご覧いただけます

ごはんラボ 家常豆腐

 家常豆腐(かじょうどうふ、ジャーチャンドウフ)は、豆腐を高温で揚げ、野菜や乾物と炒め煮にしてとろみをつける中国料理です。「家で常に」の文字通り、その時にある材料で作られ、それぞれの家庭の味があるそうです。

 今回は手軽に厚揚げを使います。豆腐よりも崩れにくく、揚げて香ばしさも加わった食材。豚バラ肉、キノコの味も出たピリ辛のたれを厚揚げに吸わせながら短時間で仕上げ、失敗がありません。野菜は小松菜以外にも、チンゲンサイなど火の通りやすいものでお試しを。ボリュームがあり、栄養バランスのよい主菜になります。

 もう一品も中国料理のメニューで、怪味(かいみ)(ガイウェイ)は「複雑な味」という意味です。ゴマや香味野菜の香りに酸味や甘みが重なり、後を引く不思議な味わい。たれは、ゆでたモヤシ、豚しゃぶ、スティックサラダなどに幅広く使えます。こちらはよく味がからむように、あえる前に厚揚げをゆでて油抜きをします。(栗田優美)

家常豆腐

材料・2人前 料理監修:吉田勝彦さん(中国家庭料理ジーテン)

□ 厚揚げ 240g

□ エリンギ 40g

□ シメジ 60g

□ 小松菜 100g

□ 豚バラ薄切り肉 100g

□ 酒

□ しょうゆ

□ 片栗粉

□ 黒コショウ 少々

□ 砂糖 小さじ1

□ トウバンジャン 小さじ1/2

□ 油 大さじ2

□ ゴマ油 小さじ1

【作り方】

①小松菜は長さ3cmに切る。エリンギは長さを半分にし、縦半分に切ってから厚さ5mmの薄切りに。シメジは石突きを落としてほぐす。厚揚げは4cm角くらいに切る。

拡大するキノコはシイタケやマイタケでもよく、野菜はこれからの季節、キヌサヤやスナップエンドウもおすすめ

②豚肉を長さ3cmに切る。ボウ…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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