家賃1万円で岩手に住みませんか――。県外から人を呼び込んで移住につなげるため、岩手県が県営住宅の空き室を活用した事業を進めている。5月に募集したところ、好評ですぐに満室になり、8月末から追加で入居者を募っている。
県営住宅6894戸のうち、およそ2割にあたる1570戸が空室となっている(昨年度末時点)。そこで、空き室を有効活用し、同時に移住増につなげる。
県は5月、「いわてお試し居住体験事業」と題して先着順で募集を始めた。家賃にあたる1カ月の使用料は1万円。1500円前後の駐車場代や町内会費は別途必要となるが、敷金不要という条件にした。
すると反響が大きく、2週間ほどで募集枠の15戸が満室になった。東日本を中心に、関西圏からも入居した。20~30代が7世帯、40~50代が8世帯だという。
その後も入居を希望する問い合わせが続き、8月31日から追加で募ることにした。今回も先着順で、10月1日以降に入居できる。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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