今日10月22日(火)、山梨県の甲府地方気象台は、富士山の初冠雪を発表しました。平年より22日遅く、昨季より26日遅い観測です。
今月16日(水)には富士山が雪化粧をしている様子を静岡県内などから確認できていましたが、山梨県甲府市にある気象台からの観測は今季は今日が初めてとなりました。
13時過ぎ、山梨県側からも雲間から、富士山の雪化粧をしている姿が確認できました。
即位礼正殿の儀に合わせるかのような天気の回復となりました。
富士山初冠雪の定義
富士山の初冠雪は山梨県の甲府地方気象台で観測しています。
静岡地方気象台からも富士山を見ることが出来ますが、初冠雪の観測を担当するのは甲府地方気象台と決まっています。
▼甲府地方気象台のHPには以下の記述があります
『山の全部又は一部が、雪又は白色に見える固形降水で覆われている状態を甲府地方気象台から望観できた時、その現象を「冠雪」としています。』
つまり、たとえば静岡県側から富士山の雪化粧が見えたとしても、山梨県甲府市にある甲府地方気象台から富士山の初冠雪の様子が見えないときには、初冠雪とされない場合もありますが、本日は午後になり、甲府地方気象台からも望観でき、初冠雪の発表となりました。
ウェザーニュース
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