マハール有仁州、野中一郎
富山県高岡市立野で20日夕から行方が分からなくなっている高嶋怜音(れおん)ちゃん(2)の捜索は22日も県警や消防、住民らが範囲を広げて続けたが、手がかりはなく、午後7時ごろにこの日の捜索を終了した。23日も捜索を続ける。
高岡署によると、県警は自宅を中心に半径約1キロを重点的に捜索。自宅の北東約500メートル付近を流れる祖父川沿いでは機動隊員らがドローンを飛ばして調べた。祖父川が流れ込む小矢部川沿いでは県警のヘリコプターが上空から、船舶「ありそ」も河口付近などを捜索した。また、高岡市上下水道局の職員らは側溝や用水路の中をスコープカメラで確認していた。
住民も用水路沿いや草むらなどを捜索した。地元自治会副会長の喜多信吉さん(65)は「両親は温厚な方で町内清掃などにも熱心に参加されていた。突然こんなことが起き、本当に心配です。一刻も早く見つかってほしい」と話していた。情報提供は高岡署(0766・23・0110)へ。(マハール有仁州、野中一郎)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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