寺が開く「終活祭」 葬儀・戒名料で悩まぬための寺選び

 お寺との付き合いはありますか? 最近は菩提(ぼだい)寺を持たない人が多く、インターネットなどで葬儀や僧侶の手配をする人もいます。高額な戒名料などでトラブルも起きており、終活支援に力を入れる寺院も。各地の寺の情報を集めたサイトも参考になりそうです。

 大阪市天王寺区にある浄土宗應典院(おうてんいん)。葬儀や供養の相談、遺影の撮影会などを盛り込んだ「おてら終活祭」が9月末に開かれた。真言宗や曹洞宗など様々な宗派の僧侶約20人が、参加者からの相談に応じていた。

 「自分が好きな字を入れて、納得できる戒名を生前につけたい」。70代の女性はこう切り出した。数年前に夫が突然亡くなり、あわてて葬儀を営んだ。葬儀会社を通じて依頼した僧侶に、言われるがまま約100万円を戒名料として支払ったことが、今も割り切れないという。対応した僧侶は「戒名は生き様をうつすもの。生前につけることもできるので、信頼できる寺を探し、相談してみては」とアドバイスした。

 僧侶7人が戒名の意味を考える…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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