原発の使用済み核燃料から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場をめぐり、長崎県対馬市の市政治倫理審査会が、選定調査に関わる原子力発電環境整備機構(NUMO)による費用負担で一部の対馬市議が視察旅行をしたのは、市政治倫理条例違反にあたるとする調査報告書をまとめていたことがわかった。
同審査会が1日付で比田勝尚喜市長に報告。4日に公表された。報告書によると、調査対象者は、最終処分場の国の選定プロセスの第1段階となる「文献調査」の推進請願に賛成していた10市議。調査対象外の3市議を含む13人が、2021年10月~今年4月までの間、北海道や青森県六ケ所村の最終処分関連施設の見学に参加したとされる。
報告書では、施設見学の経費…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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