封じ手は重大局面「手抜きは相当勇気が…」まもなく再開


張栩名人が82手目を封じる【第44期囲碁名人戦・第4局】=瀬戸口翼撮影


 張栩(ちょうう)名人(39)に芝野虎丸八段(19)が挑む第44期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第4局が25日、兵庫県宝塚市の宝塚ホテルで始まった。

 ここまで挑戦者が2勝1敗で一歩リード。史上初の10代名人の誕生にあと1勝と迫るか。連覇を目指す名人が勝敗をタイに戻すか。シリーズは中盤の大きなヤマ場に差しかかった。対局は、持ち時間各8時間の2日制。挑戦者の先番で26日午前9時に封じ手が開封され、26日夜までに決着する。立会人は坂口隆三九段。

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右辺の黒陣、焦点

 囲碁名人戦第4局は、26日午前9時に再開される。シリーズのゆくえを左右する大一番は、1日目の午後、右辺の黒陣に白番の名人が打ち込んだ戦いがどう帰結するかが焦点になっている。

 1日目の午後5時30分、挑戦…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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