射撃場で3曹に発砲、殺人未遂容疑で陸自候補生追送検 陸自警務隊

 岐阜市陸上自衛隊日野基本射撃場で隊員3人が死傷した事件で、陸自の警務隊は12日、うち2人への殺人容疑で送検された自衛官候補生の男(18)を、残る1人への殺人未遂容疑で岐阜地検に追送検した。これまでの捜査に殺意を否認しているが、警務隊は「認否は明らかにできない」と説明している。

 防衛省によると、男は6月14日午前9時10分ごろ、射撃場内の弾薬置き場にいた原悠介3曹(25)に発砲し、殺害しようとした疑いがある。原3曹は左太ももを1発撃たれ、3カ月の重傷。警務隊は追送検にあたり、起訴を求める「厳重処分」の意見を付けたとみられる。

 男はまず八代航佑2曹(25)=死亡=を撃った後、菊松安親陸曹長(52)=死亡=と原3曹に発砲した。「弾薬が欲しかった。(菊松陸曹長や原3曹に)挑発されたと思った」という趣旨の供述をしているという。

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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