将棋のタイトル戦いくつある? 2日制ならではの儀式も

 藤井聡太棋聖(18)が第61期王位戦七番勝負で木村一基王位(47)を破り、棋聖と王位のタイトル二つを同時に持つことになった。そもそも、将棋のタイトルっていくつあるのだろう?

――将棋のタイトル戦はいくつある?

 名人、竜王、叡王、王位、王座、棋王、王将、棋聖の八つだ。それぞれ主催者から日本将棋連盟に支払われる契約金で成り立っている。賞金や対局料は契約金から支払われる。

――タイトルを持っている人は現在、何人?

 藤井二冠のほか、渡辺明名人(36)=棋王・王将とあわせ三冠=、豊島将之竜王(30)、永瀬拓矢叡王・王座(27)と4人いる。

――どうやって勝負を決めるの?

 全棋士が参加して行われる予選や本戦を勝ち抜いた挑戦者が、タイトル保持者に七番勝負か五番勝負(先に3勝したら勝ち)を挑む。どんな手を指すかを考える「持ち時間」は、名人戦が最長の9時間で、竜王戦・王位戦・王将戦は8時間。王座戦は5時間、棋聖戦と棋王戦は4時間、叡王戦は最長6時間で対局によって変わる。8時間以上だと1局を2日間かけて行う。1日目の最後に次の手を紙に書いて翌日まで封印する「封じ手」は、2日制ならではの儀式だ。

――最近は毎週のようにタイトル…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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