将棋の高校生棋士、藤井聡太(そうた)七段(17)が31日、大阪市福島区の関西将棋会館で指された第46期棋王戦(共同通信社主催)の予選の初戦で今泉健司四段(46)に173手で勝った。
対局は午前10時に始まり、午後7時37分に終局した。終局後、勝った藤井七段は「(棋王戦では)前期は本戦(挑戦者決定トーナメント)に出ることは出来なかったので、今期はまず、そこを目指して戦っていけたらなと思います」と話した。敗れた今泉四段は「(勝負どころでの選択で)最善手を指せないというのは単純に力負けだと思います」と潔く話した。
日本将棋連盟によると、2019年度の藤井七段の公式戦の成績(未放映のテレビ対局は除く)は50対局して40勝10敗(勝率8割)となった。
棋王戦は、将棋界に八つあるタ…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル