将棋の里見さん、史上初の女流六冠　「出雲のイナズマ」

　将棋の里見香奈女流五冠（２７）＝女流王座、女流名人、女流王位、女流王将、倉敷藤花（とうか）＝が７日、金沢市で指された「第１期ヒューリック杯清麗戦（せいれいせん）」決勝五番勝負第３局で甲斐智美女流五段（３６）に勝ち、シリーズ成績を３勝０敗として初代「清麗」に就き、史上初の女流六冠を達成した。

　里見新女流六冠は島根県出雲市出身。鋭い攻めから「出雲のイナズマ」の異名を持つ、女流将棋界の第一人者。

　清麗戦は、女流将棋界の七つ目のタイトル戦として誕生した新棋戦。

　女流将棋界で里見新女流六冠以外のタイトル保持者は、マイナビ女子オープンを制した西山朋佳女王（２４）だけ。（佐藤圭司）

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル