宇宙ベンチャー「スペースワン」(東京)の小型ロケット「カイロス」初号機が13日午前11時1分ごろ、和歌山県串本町の発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げられる。計画によると、機体はエンジンを燃焼させて高度約500キロへ上昇し、打ち上げの約51分後、内閣官房の人工衛星1機を軌道に投入する予定。
9日の予定だった打ち上げは、発射場近くの警戒区域に船舶が入って延期になったため、同社は警戒する船を増やすなどして改めて挑戦する。
衛星の軌道投入は、国内の民間ロケットとして初挑戦。スペースワンは自前のロケットと発射場による「宇宙宅配便」を掲げ、衛星打ち上げビジネスへの参入をめざしている。阿部耕三執行役員は1日の会見で「打ち上げ実績を得れば全世界にデビューできる」と語り、成否が注目されている。
■「ホリエモンロケット」が宇…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル