京都府舞鶴市の市立倉梯(くらはし)小学校で、約50年前に地中に埋められた「タイムカプセル」が11月18日に掘り出された。
50代になった当時の在校生らが市内外から集まり、あの頃の「わたし」と半世紀ぶりに再会した。
カプセルの中から出てきたのは――。
石碑の裏に刻まれたメッセージ
倉梯小は1873(明治6)年8月、寺の一角で開校した。
正門脇の前庭には1基の石碑が立っていた。
〈倉梯小学校 創立百周年記念碑 昭和五十年十一月二日〉
3年ほど前、草刈りをしていた職員が石碑の裏面に刻まれた文言にたまたま気づいた。
〈西暦二〇二三年十一月に この下のカプセル開函のこと〉
「えーっ、そんなことが彫られてたんや」。職員室に驚きが広がった。
創立150周年を前に、石碑に刻まれた半世紀前のメッセージに気づいた小学校。石碑の下を掘り返すと…。記事の後半では「タイムカプセル」に集った当時の在校生たちの声を紹介します。
亀井貴子校長(60)は校長…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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