小学生がはねられて大けがでも「物損事故」?警官が不適切発言、謝罪

 長野県警上田署の警察官が、子どもが車にはねられてけがをした交通事故の捜査を担当した際、被害者の家族に対して「物損事故」として処理を済ませようとしていると思わせるような、不適切な発言があったことがわかった。署は、県警本部に報告の上で家族に謝罪したという。

 この事故について署は人身事故として捜査し、車の運転手を書類送検している。

 署によると、長野県上田市内の路上で4月、小学生の男児が乗用車にはねられ、目の辺りを骨折するけがを負った。

 この時、現場で捜査にあたった上田署員は、男児が骨折した事実を知った上で、男児の家族に対して「人身にするか物損にするかは、検討した方がよいのでは」などと発言したという。

 その後、男児の家族からの抗議を受けて、署は「物損事故として処理すると受け取れる発言があったのは事実」として謝罪。この警察官に指導を行ったという。

「不適切発言」の理由 署幹部の説明は

 事故については後日、加害者…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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