愛知県犬山市の山中で8月、停車中のワゴン車内から小学生の姉弟2人の遺体が見つかり、その後自宅で母親の遺体も発見された事件で、愛知県警は1日、父親で自営業、田中大介容疑者(42)=同県扶桑町=を子ども2人への殺人容疑で再逮捕し、発表した。
県警によると、田中容疑者は8月9日、犬山市付近で、長女で小学4年の千結(ちゆ)さん(当時9)の胸を刃物で刺し、長男で小学1年の十楽(とら)さん(同6)の首を絞めて殺害した疑いがある。「間違いありません」と話し、容疑を認めているという。
田中容疑者は8~9日に自宅で妻の智子さん(同42)の首を絞めて殺害したとして逮捕されていたが、名古屋地検はこの日処分保留とした。県警は妻を殺害した後に子ども2人も殺害したとみて、動機を調べている。
田中容疑者は13日午前に犬山署に出頭するまで行方が分からなくなっていたが、妻らを殺害後は「山中に身を潜めていた」と供述。出頭した際は首や腕に切り傷があり、「傷は自分で付けた」と話していた。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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