小学生の研究にANAが感動 思い出した創業理念「今は苦しくても」

 岡山県津山市に住む1人の小学生が、地元出身で全日本空輸(ANA)の初代社長となった美土路昌一(ますいち)の生涯を調べ、研究成果をまとめた。研究は全国コンクールで佳作に。ANAからは、創業の志を思い出させ、コロナ禍の厳しい経営のなかで元気を与えてくれた、と感謝状が贈られた。

 調べたのは和田留依(るい)さん(12)。ANAのパイロットから宇宙飛行士になった大西卓哉さんにあこがれる、岡山市の朝日塾小6年生だ。

 一昨年夏、よく利用する津山市立図書館の館長から「図書館を使った調べる学習コンクール(図書館振興財団主催)」への応募を勧められ、祖母から聞いた美土路のことをいろいろ研究しようと思ったという。

創業者の研究、社員に通知

 朝日新聞社のジャーナリスト

この記事は会員記事です。残り575文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment