東京オリンピック(五輪)の開会式で楽曲の作曲を担当するミュージシャンの小山田圭吾さん(52)が過去に同級生や障害者をいじめた経験をインタビューで語っていた問題で、小山田さんが19日、大会組織委員会へ辞任を申し出たことを自身のツイッターで明らかにした。
16日に小山田さんが謝罪のコメントを出した後も批判の声がやまず、19日には加藤勝信官房長官が記者会見で組織委に「適切に対応を」と求めていた。
小山田さんの言動をめぐっては、組織委が14日に楽曲の作曲メンバーの一人と発表した直後から、小山田さんが関わることを疑問視する声がネットに相次ぎ、小山田さんは16日、謝罪文を自身の公式ツイッターに掲載した。組織委も見解を求めるメディアに対し、「(過去の発言は)把握していなかったが、不適切な発言である」とするコメントを発表。一方で「現在は高い倫理観をもって創作活動に献身するクリエーターの一人」として続投させる意向を示した。
ただ、その後も批判は収まらなかった。
知的障害者と家族らでつくる…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル