東京都の小池百合子都知事(67)は10日、都庁で記者会見し、新型コロナウイルスの感染拡大に備える緊急事態宣言を受けた、休業要請の対象となる業種や施設を発表した。バーや漫画喫茶などが含まれた一方で、百貨店やホームセンター、理容店などは対象から外れた。小池知事の会見での主な発言は以下の通り。
「改めて申し上げますが、食料品衣料品などの生活必需品を購入するための外出、通院は制限ありません。ただし、買いだめ、買い急ぎの必要はありません。企業におかれては、業務を行われる際に、テレワークを活用してできる限り在宅勤務を行うなど、通勤は最小限にとどめていただきたいと存じます。そして公共交通機関の運休要請は行いませんが、性急な帰省などはお控えを頂きたいと思います。ステイホーム、おうちにいてね、このアナウンスを改めてさせていただきます。そして都民の皆様方にはですね、不要不急の外出をお控えいただきたい。外出せざるを得ない場合には、人と人との感覚を約2メートル確保していただきたい。これらのことを念頭にしながら、あす明後日の土曜日曜を新しい生活、ライフスタイルを自ら踏み出していただきたいと存じます。皆様のご自身を守るため、そして家族を守るため、大切な人を守るため、そして私たちが生活するこの社会を守るためご協力を頂きたい。都民のみなさまと私たちが一丸となってこの国難、どうにか早期に乗り越えていきたいと考えております。どうぞみなさま、ご協力をよろしくお願いを申し上げたく存じます。どうぞこの週末、また新たな段階に入っておられますので、どうぞ皆様方のこのお仕事のあり方、おうちでの過ごし方、子育てのあり方等々を改めて見直していただいて、そして8割の抑制にこの間、集中して取り組むことがこの感染症の拡大防止に大きな役割を果たすんだ、その役割を担っているのは私なんだ、自分なんだ、自分の家族なんだ、そういうことからご協力を賜りますよう申し上げます」
報知新聞社
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