小池都知事が記者会見3月27日(全文1)週末も買い物や通院は制限しない(THE PAGE)

 東京都の小池百合子知事は27日、都庁で定例記者会見を行った。

※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都の感染者数、3日連続で40人超 小池知事が定例会見(2020年3月27日)」に対応しております。

【動画】東京都の感染者数、3日連続で40人超 小池知事が定例会見

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LINEを活用した相談・情報提供サービス開始

日本経済新聞:それでは小池知事の定例記者会見を始めます。知事、よろしくお願いします。

小池:それでは本日は4点、私のほうからご報告がございます。まずは新型コロナウイルスの感染症についてであります。本日は今、たった今の暫定の数字でございますけども、感染者が40名という数字が出ております。これにつきまして、内容は今、精査中で確認中でございますので内訳については後ほどご報告させていただきます。

 そしてきのうの時点で都内の患者の発生状況、これは259名となります。また都におきまして今週23日月曜日に発表いたしました新たな対応方針に基づいて、引き続き各局集中的に対策に取り組んでいるところでございます。都民の皆さまからの新型コロナウイルス感染症に関する相談もたくさんいただいておりますが、1月29日から専用のコールセンターを設置いたしまして、約1カ月後の2月28日からこれを多言語化いたしまして相談を受けております。また聴覚に障害のある方々からのFAXによる相談にも対応いたしておりまして、合わせますとこれまでで約2万6000件のご相談を受けたことになります。

 さらにこれに加えまして、このたびLINE株式会社のご協力をいただきまして、LINEを活用して相談、情報提供のサービスを行います。名付けまして「東京都新型コロナ対策パーソナルサポート」ということで、このあと、今はもう4時ですね。もうすでに16時の時点でスタートいたしております。

学校への対応は状況を見ながら検討

 このサービスでは初めに都民の方に、都のウェブサイトからLINEに登録をしていただきまして、年齢、職業など基礎的な情報、そして健康状態などをご入力いただいて、そして入力後には自動応答システムになります。チャットボットで1人1人に応じた対処方法が案内されまして、24時間いつでも利用が可能となります。

 また継続的にこのチャットボットがその方の健康状態を確認することになりまして、風邪の症状であるとか37.5℃以上の発熱が4日以上続く場合、また強いだるさ、倦怠感、息苦しさがある場合などには新型コロナ受診相談窓口へ相談するようにお知らせをするという、そのような仕掛けになっております。もちろん体温についてはそのたびに入れていただくことになります。ご自身の健康管理のためにこの新しいシステムもぜひご活用いただければと思います。

 それから学校現場での対応でございますが、新学期は子供たちにとって大切な時期でございます。学校生活、学校活動のさまざまな場面におけます具体的な対応や、万が一感染者が発生した場合の対応などを加えて都としての指針を定めまして、昨日は都立学校などへ通知をいたしたところでございます。

 一方、きのう、おとといの都内における状況ですけれども、ご承知のように41、47と感染された方々が40台で推移していると、今日もそうでありますけれども、感染爆発の重大局面ということを申し上げました。新学期までの間、この推移は注意深く見極めていかなければなりません。これから必要に応じまして感染症の専門家の先生方や教育委員会とも相談しながら、この状況をよく見ながら考えていくべき課題と、このように考えております。


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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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