国民民主党の小沢一郎衆院議員は10日夜、国会内で取材に応じ、この日行われた国民と立憲民主両党の代表による合流協議がまとまらなかったことについて「うまく(合流協議が)成就できないということになれば、国民に対する裏切り行為だ」と、厳しく指摘した。国民は、自民党に代わる受け皿となる政党の誕生を望んでいるとして、語った。
小沢氏は「(昨年末から)幹事長同士が毎日詰めて、お互いの歩み寄りで、良い結果が出ていたと聞いていた」とした上で「それだけに今日の党首会談が実らなかったことは、本当に残念だと思っている」と指摘。「我々はなんとしても恩讐(おんしゅう)を乗り越え、1つのグループとして、政権をいつでも取れる、そんな態勢を早くつくりあげたい」と、合意への期待を示した。
玉木氏に対しては「責任をまっとうし、党内の議員や有権者、国民の声を聴き、もう1度党首会談をやるなりして、最後の努力をしていくべきだと思う」と、注文をつけた。
小沢氏は1日に私邸で開いた新年会のあいさつで、両党の合流協議は、早期の合意が必要だと強調。国会召集が1月20日に迫っていることから「6日の週には党首同士の合意を経て、手続きすることにしないといけない」と述べ、今週の早い段階で両党首間で合意することが必要との認識を示していた。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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