小規模保育、3歳以上でも利用しやすく こども家庭庁が近く通知

 原則2歳児までを預かる小規模保育所について、こども家庭庁は、3歳以上の子どもも受け入れやすくする。近く通知を出してルールを見直す。3歳になると転園を余儀なくされる「3歳の壁」の問題が指摘される中、継続利用を可能にして利便性を高めるねらい。

 小規模保育所の定員は6~19人。整備がしやすく、待機児童対策として2015年に導入された。同庁によると、昨年4月時点で8万人弱が利用している。

 3歳以上の利用は、これまでも「地域の実情」に応じて認められていた。ただ国の通知で、過疎地で近くに保育施設がない場合などを列挙し、特例的な位置付けとしていた。この背景には、保育は小規模でなく、集団で行うことを基本とする考え方があった。

 だが今回、集団保育を基本と…

この記事は有料記事です。残り117文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment