小1女児不明、消防団が撤収 苦渋の決断「非常に残念」

 山梨県道志村の椿荘(つばきそう)オートキャンプ場で千葉県成田市の小学1年、小倉美咲さん(7)が行方不明になって9日目の29日、警察や消防などが約100人態勢で捜索を続けたが、手がかりは見つからなかった。自衛隊が活動を終えた前日の半数以下だったが、30日はさらに縮小される。

 初日の21日から捜索してきた村消防団は29日を最後に撤収した。それぞれ本来の仕事を抱える団員にとって苦渋の決断だ。池谷昌久団長は「女の子を絶対に捜し出すという思いで活動してきた。発見に至らず非常に残念だ」と話した。

 この日はキャンプ場の裏手の山中のほか、道志川を東に進んだ下流の山梨、神奈川県境付近などさらに捜索範囲を広げた。30日は午前6時半から警察、都留市消防本部の約35人態勢で捜索する。

 また、29日午前6時10分ごろ、ボランティアとして捜索に参加し、27日から行方不明だった東京都小平市の男性(27)が自力で下山した。腕や手首を骨折する重傷だった。(野口憲太)


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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