小1で恋した「けん玉ゆいちゃん」 すご技を支える秘密

 「けん玉ゆいちゃん」の愛称で知られる小学生が山口県萩市にいる。市立明倫小学校5年生の中村結(ゆい)さん(10)。2017年の小学2年生のとき、未成年では最高位となる5段に昇格。写真投稿サイト「インスタグラム」に毎日、新しいけん玉の技を投稿する。「すご技」を支える秘密とは。

 十字状のけんと玉を、右手で交互に投げ上げて受け止める技「ジャグリング」。玉がけん先に刺さった瞬間、「イエーッ」と声を上げた。こわいぐらい真剣な表情だった結さんが、画面に向かって破顔した。

 萩市の田町商店街の一角にある空きスペースで、15日夜に撮影されたインスタグラムの動画の一場面だ。

 玉を大皿の縁とけん先に寄りかかるように乗せる技「うぐいす」、玉を垂直に引き上げて中皿の縁に乗せ、静止させる技「中皿極意」――。結さんはこの日、約10種類の連続技に挑戦。撮影するのは母親の美由さん。約30分かけて20秒ほどの動画を完成させた。

 「けん玉のコツはひざの使い方。後はやりたい技を決めて練習をすること」と結さんは話す。

 インスタグラムは、2016年…


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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