小1男児の手足を養生テープで縛る 児童クラブ職員「注意従わず」

上嶋紀雄

 相模原市は15日、中央区の市立児童クラブ(学童保育)に勤務する会計年度任用職員の女性(47)が、小学1年の男児を養生テープで縛る事案があったと発表した。男児にけがはなかったという。

 市によると、10日午後、部屋の一角で女性が男児を縛っていたところをほかの職員が発見。男児は後ろ手にした手首とひざ上、足首を縛られ、横たわって泣いていたという。部屋にはほかの児童や職員もいた。テープは事務作業などで使うため部屋にあったという。

 女性は2016年から勤めていて、トラブルはなかったという。女性は縛ったことに「(男児が)注意に従わなかった」と説明。市は「処分などについて適正に対処する」としている。

 市は女性とともに男児の保護者に謝罪。保護者は相模原署に通報し、署から市に「事件化する」と連絡があったという。(上嶋紀雄)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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