長野県松本市の小学2年生たちがクラスで映画を作った。アイデアを出し合って決まったタイトルは「帰ってきたウルトラ魔女」。裏方作業を分担しながら撮影し、みんなで出演した。特撮や編集は先生がやってくれたが、子どもたちの思いが詰まった30分間のファンタジー作品に仕上がった。
映画作りに挑戦したのは、松本市立開明小学校2年1組の33人。男子に負けないように長縄跳びがうまくなり、クラスマッチで優勝したい――。そんな願いを抱いた女子たちが、担任の女性教師の靴を手に入れて、わき水に沈めることで魔女に会い、魔法をお願いする。片や男子たちは先生を守ろうとそれを阻止する。そんなストーリーだ。
担任の麻和正志(しょうじ)先生(56)は、学生時代から特撮映画に取り組んできた。このクラスを受け持って2年目。1年目は子どもたちにとって最初の映画「ダルマのお小言」を作った。
2年生になって、昨年4月に…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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