入院している仲間に少しでも元気になってもらいたい。クリスマスイブの24日、小児がんを経験した小学6年生の少年が「サンタクロース」になる。現在も後遺症と闘っているが、大阪市都島区の市立総合医療センターで闘病中の子どもたちにプレゼントなどを準備している。
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サンタクロースになるのは同市旭区の小学6年生、泉潤平(いずみじゅんぺい)さん(11)。小児がん患者や家族らが参加する「みんなのレモネードの会」の企画で、小児がんを経験した子どもが自らプレゼントを考えて準備し届ける取り組みの一環。クリスマスを病院で過ごす子どもたちを励まそうと、2017年に始まった。今年は全国13カ所であり、関西では潤平さんがサンタクロースを務める。
プレゼントは看護師を通じてアンケートをし、みんなで楽しめるディズニー映画や幼児向け番組のDVD3枚と木製おもちゃに決めた。手書きのメッセージをしたため、24日に総合医療センターを訪れ、三つの小児病棟と小児外来に贈る。
記事後半には、動画もあります。潤平さんが脳腫瘍を発症してからの闘病生活や頭部の大手術、そして退院を経て仲間へプレゼントを贈るまでの歩みを振り返ります。
吐き気、大手術…後ろ向きな言葉は一度も
潤平さんが発症したのは17年…
2種類
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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