少年事件で子どもを亡くした遺族の多くが加害者から賠償金をほとんど受け取れていない――。「少年犯罪被害当事者の会」は遺族を対象にしたアンケートを行い、28日に結果を公表した。
同会によると、1992~2013年に少年が加害者となった殺人や傷害致死事件で子どもを亡くし、民事裁判で加害者側から支払われる損害賠償額(和解を含む)が確定した16家族から回答を得た。
16家族のうち11家族は、実際の支払い(22年7月時点)が確定額の「50%以下」にとどまっていた。そのうち4家族は「1~20%以下」で、「1%以下」も4家族いた。これら「20%以下」の8家族のうち7家族は、事件発生から15年以上経過していたという。
半数は謝罪もなし
例えば、99年に女子高校生…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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