医師といえば白衣を着て診察室にドンと座るイメージだったが、普段着で街に出て住民たちと交流するケースが目立ってきた。「街(まち)ドク」「コミュニティードクター」と称される。超高齢化が進む中、地域で人のつながりをつくり、心身の健康を保つ取り組みとして注目されつつある。
この夏以降、「街ドク」を象徴する動きが相次ぐ。
9月下旬、東京都北区にある豊島五丁目団地。祭りで盛り上がる中、男性2人が笑顔で屋台を引き、住民に50円でコーヒーをふるまう。密山要用(としちか)さん(36)と漆畑(うるしばた)宗介さん(31)。実は両人とも医師だ。
男子高校生3人組が近づいてき…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル