安倍晋三元首相(67)が奈良市で8日、参院選の街頭演説中に銃で撃たれて殺害された事件で、奈良県警に逮捕された山上徹也容疑者(41)=殺人容疑で送検=が宗教法人の名を挙げ、そのトップが2019年に韓国から来日した際、「襲おうと思い、愛知の会場に火炎瓶を持って行った」と供述していることが捜査関係者への取材で分かった。
山上容疑者はこの法人について「母親が献金して生活が苦しくなり、恨んでいた」と供述。県警は容疑者が数年にわたり法人を狙っていたとみて、対象を安倍氏に変えた経緯を調べる。
「安倍氏のビデオ見た」
宗教法人は「世界平和統一家…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル