今月の「再犯防止啓発月間」「“社会を明るくする運動”強調月間」に合わせ、山下貴司法相が3日、大阪市中央区の劇場「なんばグランド花月」で吉本新喜劇に出演し、「やり直しができる明るい世の中をつくっていきたい」と協力を呼びかけた。
新喜劇の演目は「更生するならこうせい?」で、山下法相は登場すると「ただの通りすがりの法務大臣です」と自己紹介。更生のためには保護司ら周囲のサポートが必要だとして、啓発月間をPRした。
公演後の取材に、山下法相は「立ち直りで忘れられがちなのは笑い。笑いを与えてくれる新喜劇で更生をテーマにしてくれるのはありがたい」と話した。新喜劇は大阪に住んでいた頃に見に来ていたほどの「小さい頃からの憧れの舞台」だといい、「緊張してセリフを1つ飛ばした」と苦笑い。座長の川畑泰史さんは「舞台袖で一番テンションが高かった」と笑った。
吉本興業は4年前から法務省と連携し、「社会を明るくする運動」や「人権擁護活動」などに取り組んでいる。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース