札幌市西区山の手の三角山で3月末、男性2人がヒグマに襲われて負傷した事故をめぐり、市が20日に現場となった冬眠用の巣穴を調査したところ、事故発生時に取り残されていた子グマ2頭がいなくなっていた。子グマの死骸や他の動物に捕食されたり、逃走した母グマが戻ってきたりした痕跡は確認できなかったという。
市によると、市職員ら9人が20日、登山道から約200メートル離れた斜面にある巣穴の周辺や内部を調査した。ところが、巣穴の内部を目視で確認したところ、子グマの姿は見当たらなかったという。
市は事故の翌日、巣穴の入り口付近に動きに反応して静止画を撮影するセンサーカメラを2台設置。カメラが反応した6、7日時点では、子グマが巣穴の中にいるとみられていた。子グマが穴から出た場面や他の動物に連れ去られた姿なども、カメラの画像では確認されていない。
一方、11、12日に撮影し…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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