山口県の村岡嗣政知事は21日、県内に31日まで適用されている新型コロナウイルス対応の特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」について、期間延長を要請する方向で、国と協議に入ることを決めたと発表した。延長幅は検討中としている。
この日急きょ開いた記者会見で、村岡知事は「県内全体で感染者が増え、近隣県などの急速な感染拡大の影響が県内に及ぶことが強く懸念される」と説明した。県内の首長と意見交換したうえで、24日に県の対策本部会議を開いて正式に決める。
山口県では現在、重点措置の対象地域は同県岩国市と、隣接する和木町。延長が決まった場合の対象地域について、村岡知事は「検討中だが、基本的には広い範囲でやるべきだ」と話し、県内全域とすることも視野に入れる考えを示した。(高橋豪)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル