山口県幹部、衆院選で自民候補の後援会勧誘 県警が聴取

 10月31日投開票の衆院選山口3区の選挙運動をめぐり、山口県の幹部職員が所属部署の部下に対し、自民党候補の後援会への入会を要請していたことが、県関係者らへの取材でわかった。

 公務員がその地位を利用し、特定の候補の後援団体に勧誘したり、勧誘させたりする行為を禁じた公職選挙法に違反する疑いがあるとみて、県警や山口地検が幹部職員らを任意で事情聴取している。この選挙では、自民党の林芳正・現外相が当選した。

 複数の県関係者によると、自民党候補者の後援会への勧誘は、少なくとも参院山口選挙区の補欠選挙(10月24日投開票)でも行われたという。県庁や出先機関にある複数の部署で、幹部職員が後援会の入会申込書を部下に手渡し、記入を要請していた。

 参院補選で上司から申込書を受け取ったという県職員のひとりは、勤務時間中に職場内で呼び出され、手渡されたと証言。申込書には、名前や住所、連絡先を記入する欄があったという。

 また、別の県関係者は「後援…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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