JR山手線は24日、始発から4時間半以上にわたって内外回りとも全線で運転を見合わせた。きっかけとなったのは、大崎駅(東京都品川区)の構内で見つかった信号機の不具合だ。駅に接続する車両基地から電車が出られなくなり、計68本が運休し、約11万人に影響が出た。
JR東日本によると、24日午前2時25分ごろ、大崎駅構内の信号を制御する装置に不具合が起きたことを知らせる通知が輸送指令に届いた。終電後に行われる信号装置の自動チェックだった。山手線の他駅の信号装置などに異常は見つからなかった。ただ、山手線のほぼ全車両が収容されている車両基地は大崎駅構内から出入りする構造となっているため、基地内の電車が山手線に乗り入れることができなくなった。
当初、運転再開の見込みは正…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル