JR東日本は17日、山手線・京浜東北線の田町―品川間に2020年春開業する高輪ゲートウェイ駅(東京都港区)への線路切り替え工事に伴い、土曜日の11月16日に山手線と京浜東北線を一部区間で運休すると発表した。
工事を理由に山手線が運休するのは、1987年にJR東日本が発足してから初めて。当日は運休区間を並走する上野東京ラインなどを増発する。
山手線は11月16日の始発から午後4時ごろまで、上野―大崎で運休。外回りは上野で、内回りは大崎でそれぞれ折り返し運転となり、運転本数も通常の7割ほどに減る。
京浜東北線は同日の始発から終電まで、品川―田町を運休。大船方面から来る北行は品川で、大宮方面からの南行は田町でそれぞれ折り返し運転し、すべて各駅停車で運行する。
一方、上野―品川では、上野東京ラインを毎時1~5本増発。また、お台場地域からゆりかもめ(東京臨海新交通臨海線)を使って新橋で山手線などに乗り換え、大崎・新宿方面へ向かう利用者の代替手段として、りんかい線や埼京線を増発する。合わせて、東京メトロや都営地下鉄、りんかい線、東急線、京急線を対象に振り替え輸送を実施する。(細沢礼輝)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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